使者の黙示録
マザー・アミコから指示を受けた修道院のマザーは

まずは警察に届け出て、同時に救急車を呼んで赤ん坊を病院へ運ぶ。

そしてマザー・アミコは、福祉関連において権力のある信者に相談をもちかける。


以前から、教団の創始者であるマザー・アミコたち5人は

「もう1人ぐらい、孤児を養育しても良いのではないか」と、話し合いはしていた。

メグが現れたのは、それを実行に移せということなのだろう。

教団を悪に導く運命は、そのように告げている。


しかし、捨て子を育てたいと思っても、自由にできるわけではない。

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