狼様の愛のカタチ理論【番外編】




でも、行けるならそれでいいや











いつ頃生まれるのか、人間と神様は違うらしいから分からない


育てる不安もあるけど、扇李達がいるなら大丈夫



私のお腹にいる命は本当に小さいけど、それを守りたいし愛しい


だって、大好きな扇李の子供なんだもん



大切に大切に、会える日を扇李と待ち続けたい―…そう思う





まだまだこれから、色んな事があるだろうけど


暖かいぬくもりを与えてくれる彼の傍にわたしはいます―…























「…ところで、扇李?」


「?」

「狼さんには言っていいの?」


「……………」














忘れていた会話は扇李のキスにより強制終了してしまったのであった―…



























終わり



あとがきあり
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