恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】
それから会社に行って、仕事をした。
午前中とは進みが全然違う。
珠莉がいるだけで変わる。
理恵にも言われたのは、ムカつくが………
今日は何事もなく終わったと思って帰り支度をしていた時、いきなり社長室の扉が開いた。
「黒崎社長いますか?」
そう言って入って来たのは……………
百瀬聖真。
「お!社長の前にいいもの発見〜♪」
珠莉は扉の近くにいて、固まっていた。
「こ、来ないで!」
しまった………
「珠莉!!」
「ユリちゃん!」
「遅いですよ」
珠莉は聖真に抱き寄せられた。
「離して!!」
「珠莉を離せ………」
「離せと言われて誰が離しますか?
それに、そんな怖い顔で言っても無駄ですよ」
睨んでも笑っている聖真。
「お前……何がしたい?」
「僕はただある人に頼まれたんですよ。
この娘をどうにかしてって」
「まさか……」
お前の姉貴…………?
「最初は遊びのつもりだったけど、この娘可愛いし……おもしろいし、本気になっちゃった」