恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】
それが関係あるの?
「私は確かに……お父様に社長と付き合うように言われたわ。
会社のために……」
わたしは亜由美さんの話を相槌を打ちながら聞いた。
「いつも社長のお父様は私と社長を婚約者にするのを断っていたらしいの。
息子には好きな人と結婚させるって………
わたしも当時、付き合っていた人がいたからよかったんだけど………」
やっぱり亜由美さん……
好きな人いたんだ……
「ある日、その付き合っていた人が居なくなったの………」
え?
「どうして?」
「多分………お父様よ。
私が彼を捜すように頼んだら、"じゃあ、その変わり俺の言うことを聞け"って………
"そしたら会わせてやる"って……」
ありえない………
「それから私はお父様の命令に従ってきた。
社長の近辺の事も話した………もちろん、あなたのことも………」