Time after end

私は捕まれていた手を振りほどいた


「っもう、学校なんか行きたくない!…誰も、誰も、信じてくれない!!」


そう言って私は家まで走った


…………逃げたんだ


人を信じることが怖かったんだ…


せっかく私を信じてくれたのに


自分からその気持ちを拒絶してしまった…


……なんてことをしてしまったんだろう



………………………


……










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