僕の大切な人
志穂と会うのはいいが
冷静に話せるかどうか自信がない
携帯が鳴った
蓮じゃない誰だろう?と見ると
瑠依さんからのメールだった
ヘタレって俺ヘタレじゃねぇ
そう言えないんだよな蓮の事に関して
指輪はまだ渡せない、ケリがつくまで
≪瑠依さん、指輪を蓮に渡すのは
もう少し後になりそうです
今のゴタゴタにケリをつけてから
蓮に渡しますから、すいません≫
「拓海君、何だって?」
「アイツ、今ゴタゴタしてるから
それにケリがついたら渡すって」
「また。拓海君に何かあったの」
「どうやらそうらしい」
「拓海君って、厄介事引き寄せる
何かがあるんじゃない」
「そうかもな」
「ちょっと心配ね」
「俺の苦労は…」
「しょうがないわよ」
「拓海の気持ち汲み取って
急いでやったのによ」
「ヘタレ君何だからしょうがないわよ」
「ヘタレめ」
「この話はこれで終わり
蓮君に聞かれちゃうかもだから」
「そうだな、しかしヘタレ拓海の野郎」