僕の大切な人






「あの…」

「俺が何を言いたいかってのは
アイツも今回の蓮達に起こった問題に
アイツ等もぶち当たったんだ」

「・・・」

「アイツも場合は、あいつ自身が
どんな方法を使ったのは分からんが
全員に認めさせた」

考えただけでも恐ろしいよ
アイツは黒属性だからな
どんな恐ろしい事したんだか…

「今は幸せ真っ只中だ
心底惚れた女と一緒になれて
息子が3人、仕事も順調」

「僕の事と違います」

「相手が同性って事以外は同じだ
ニックの方が蓮達より厳しい」

「家族が保守的な考えを持ってるの?」

「あぁ、でもアイツが持てる全てを使って
自分の幸せを掴み取ったんだ」

「人は誰でも、幸せになる権利はあるものね」

「そういうこった」

「蓮君には、蓮君の考え方があるとは思うの
だから、この2年を有意義に使ってね」

「はい」

「気を付けて行って来い
2年後、蓮がどう成長したか
俺は、楽しみにしてるからな」

「はい」

「蓮君、けして無理はしないで」

「はい、瑠依さん冬華さん
行ってきます」

「蓮、行って来い」

「蓮君、行ってらしゃい」

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