衝き破れ!演劇部2011
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
み、水!?
「ちょ恵里菜!恵里菜の化神で何とかなんないのあの水!」
「いやムリ。」
「任せるんだ!」
ヒュイィーン
アオォォーン
ビキイィィーン
濁流が凍てついた!
「危なかった~、けどさ、凍らせられる時間もそうないかな。」

「まだ水が流れてくるのを感じる。つまり濁流がこの氷を破壊するまで時間ないからこの間に離脱しないとね。」
「え?ABBAいじゃんそれ!急いで逃げないと!」
「まった!どこに!校舎の中は濁流だよ!」
あーもーどーしよーもないじゃんアゼルバイジャン!
「待ってみんな、1つ考えがある。」
「?何?時間ないから急いで恵里菜!」
「濁流が来たら涼萌ちゃん、濁流に放電お願い。」
「濁流に放電・・・そうか!水に放電すれば水は水素と酸素になるし通電して本体も倒せるか!」
「けど中には生徒とかもいるでしょ!今は金曜の10時だし!」
「そんなことはない!この時間に誰かいるとは思えない!」
そんなら巻き込む心配はないか、じゃあ放電いっとく?
「そんなら心配ないか!サンダーボルト!!」
バリィッ
ブボォン
フゥ、なんとかなったか。けどこれで終りじゃあないよね?
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