衝き破れ!演劇部2011
「じゃあみんな」
「ストーップ桜音ちゃん、それはこの基地じゃあなくてアマノミカドで言わないと!」
「そ、そう?それもそうだよね!」
「あ、アマノミカドでのそれはないから。」
ドッギャアーン
え?
「アマノミカドでのそれは私がやることになってんのよね。ちゅーことでやるならここかバスの中でやってねん。」
マ、マジ?


「思えば始まりはアジア大会にみんなで出たことだったよね。そこでいきなり化神が出て、なし崩し的にここまで来た。ただの大会参加が世界の命運を握る戦いにつながるなんて誰も思わなかったと思うが今日で終り!第2演劇部、最終決戦へキックオフ!」


ドルドルーッ
「みんな、今日まの戦い、誰も欠けることなくこれたことを嬉しく思う、でも今から起こる戦いに生き残ることが本当の勝利だよ。女子合唱部、誰も欠けずに帰ろう!」
「当然!私は意地でも生きて帰る!桜音!しょうがないからつきあったげる!だからちゃあんと生き残んないと来世でストーカーするからね!」
「もちろん!私も意地でも生き残るし恵里菜を守り抜く!」「そ!守り抜くし生き残る!みんな一緒にね!」
「そうだね!激しくなる戦いで生き残ることこそ真の勝利だよね!みんな、私とエリーならなんとかいけると思う。誰も欠けずに勝ち残ろう、明日また、みんなで歌うために!」
「みんな・・・よーし!女子合唱部発進!」
そう、これが最後の戦いなんだ、負けることなく行くんだ!

キキィーッ
ついた、ここが・・・最後の戦場にして五角セクタァ本部!アマノミカド!



「思えばここまでいろんなことがあった、最初はアジア大会に出るためにみんなに集まってもらって、そこからなし崩し的に化神使いになって五角セクタァや革新社との戦い、レジスタンス活動といろんなことがあった。正直誰もあの大会参加がここまで繋がるなんてあのときは誰も思わなかっただろう。でもそれも今日で終る。五角セクタァの野望世界支配を今ここで破壊する!そのために、この戦いが終るまでみんな、みんなの命を私たちに預けて欲しい!」
「今ごろすぎんじゃあないの?もう覚悟はできるって。さ、行こうぜ杏香!」
「そーそー、今更すぎて退屈だよ?」
みんな・・・!
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