衝き破れ!演劇部2011
ドローイングのコンビを都瑠茅恵里菜達に任せてきたはいいが、僕の怪我も・・・天空鍛冶屋V3の能力で応急処置を済ませたがまだ痛みが・・・だが痛みやらを気にする余裕はないな。僕は闘わなくちゃあいけない。僕についてきてくれる部下(とも)達のために!今はちょいと離れてるけど共に戦ってくれてる仲間達と明日また笑うために!己の正義のために!だから僕は完全に支配された世界を五角セクタァから取り戻すために!完全に支配された世界を作らせないために!
ガオンッ
「うわ゙ーッ!」
「どうした!?」
「隊長!気を付けて!敵はどっからか攻撃を・・・ガボォ!」
ガオン
「滝川ッ!」
滝川達の腕や足がいきなり消え去った。どっかに敵がいるのか?だがどこだ?とにかく滝川達の応急処置をしないとな。天空鍛冶屋は治療に、戦闘には翡翠羅漢で対応するしかない!
「出よ機巧巨神!翡翠羅漢!!」
索敵は・・・ダメか。レーダーに反応は見当たらん!
ガオン
な!?翡翠羅漢の左腕が・・・切断されただと!?
ビリィーッ
グワアァーッ!!翡翠羅漢には操作性を向上させるために神経系をリンクさせ精神テンションに応じ性能を上げると同時に人機一体を確率させてる!故に腕を破壊されれば僕の腕も同時にッ!天空鍛冶屋はまだ攻撃には参加できないか。治療がまだすんでない!だがわかったよ、敵の能力!敵は空間を削り取る!空間を削り取りそこに隠れ空間削りで攻撃する!削った空間から空間を削る攻撃のため軌跡はおろか視認すらできない!どうりで索敵できない訳だ。理解できたよ。さあ僕がこの敵をどう探すかだが、見えないものをどう見てどう倒すかに繋がる。僕には考えがある!
「ダイヤモンドダスト!」
ファアーッ
ガオンッ
かかった!ダイヤモンドダストは削った空間を探るためのもの!この手で暗殺技を見切られたのなら今度は姿を表し死角から攻め来るだろう!
「天空鍛冶屋V3!」
バラララララララララララ
「刺客からの攻撃を見切ってたのか!だがッ!」
ガオーン
「しまった!一瞬回避が遅れた!左部分がやられたか!」
応急処置が終ってたのが不幸中の幸いだったな。だがダメージが大きく、能力も制限、自己修復は時間かかって逆に・・・!あらかじめ用意してた分身で修復しながら闘うのがベストか。
「いや、そんな器用なことはできんッ!」
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