明美と朋美
朋美は繁華街で姉の明美と待ち合わせしていた時に遅いので、いらいらして近くをうろつきながら待っていると、向こうの通りに姉の姿が見え、こっちこっちと言いながら手を振っていると、向こうも何か言いながら手を振っている。
一向に近づいて来る素振りが無いので、こちらから向こうへ行き始めると向こうも近づいて来始めた。
よく見るとそれは鏡に映った自分だった。
朋美は自分に向かって手を振りこっちこっちと言っていたのだ。
ふたりはそれほどにソックリで服のサイズも同じなので、たまに服を取り替えっこしている。
結局、姉はだいぶ遅れてやって来て今度は間違わずに姉を迎える事ができた。
一向に近づいて来る素振りが無いので、こちらから向こうへ行き始めると向こうも近づいて来始めた。
よく見るとそれは鏡に映った自分だった。
朋美は自分に向かって手を振りこっちこっちと言っていたのだ。
ふたりはそれほどにソックリで服のサイズも同じなので、たまに服を取り替えっこしている。
結局、姉はだいぶ遅れてやって来て今度は間違わずに姉を迎える事ができた。