あんなやつ大嫌い
「おねぇ、紫音は?」

夕方になり、小鳥は慌てて駿の家に向かった。

「なぁに?
来るなり紫音くんの事?
まだ来てないわよー。」

小鳩はキッチンで夕食を作りながら笑った。

「そっか…
私も、手伝うね♪」

「小鳥は紫音くんがいると手伝ってくれるのね。」

からかうように言った小鳩に、小鳥は満面の笑みを返した。

「紫音の好きなおかず作んなきゃね♪」

「小鳥は紫音くの言うことだけは素直に聞くのよね。」

「だって紫音が一番優しいし、紫音だけがちゃんと私の相手してくれたし?」

「失礼しちゃう。
私達だって面倒見てあげたでしょ?」

「えー!?」

小鳥と小鳩は顔を見合わせて笑った。
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