嘘偽りの愛しい体温


「威勢良い女だな、ったく」


「…い、や…離してっ!」


「まだ暴れるのかよー」




男は楽しむかの様に笑みを浮かべながら、頭上に一人足元に一人。そして腹を跨がる男


何とか動こうとじたばた身を捩るものの、頭上の男には両手を掴まれ


足元の男は両足を押さえ付けられ動けない。どうしようこのままだと本当に…


そんなの嫌…


こんな男達に好き放題されるなんて絶対に嫌!


だけど動けない…


抵抗すら、出来ない。



< 170 / 400 >

この作品をシェア

pagetop