嘘偽りの愛しい体温


「私、彼以外の人を好きになる自信ないんです。だから…ごめんなさい」


「…そっか………わかった。俺の方こそ縋ったりしてごめんな」


「いえ、いいんです」


「家まで送るよ。帰ろうか」




その後は新藤さんに家まで送って貰い新藤さんの車を見送った


マンションのロビーへ入ろうとした時、背後に人がいるのを感じ振り返るとそこには


誕生日の日、蓮也と一緒にブランド店にいた女性が立っていた。



< 226 / 400 >

この作品をシェア

pagetop