ありえねえって[完]
海月 亜実-2-




――――


「……かい…と…櫂斗!!!」

俺はだるそうに目を開けた。








そこには泣きそうな顔をした亜実がいた……




なんで…?



「なんでいんの?寒いだろ、その格好。てかなんで泣いてん…………は!!?」



俺が話している途中に
べしん!!
と叩かれた俺の頬。



2度目のビンタ……





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