太陽とひまわり

びくびくしながら、そっと振り返った。




「結愛ったら!何びくびくしてんの?パンゲットしたからいくよ!」

「あ、玲奈。」



声の正体が玲奈とわかると、私は安心感がすぐに芽生えた。





「・・・だいじょうぶ?」

「あ、うんっだいじょうぶ。」






何事もなかったかのような態度をとって、私はなんとかその場をくぐり抜けた。


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