太陽とひまわり
「・・・ひまわり畑、いいね。」
「あぁ。」
「なっなんかさ、空の太陽に向かってぐんぐんのびてて元気でいいよねっ。生きてるって感じでさぁ。」
なにか、話題を作るのに必死で、思わず早口で喋っちゃった。
「生きてる・・・か。」
太陽は、ぼそっと呟いた。
「えっと・・・なんで、太陽はここにいるの??」
「好きだから。」
「え?」
「ひまわりが好きだから。」
「ほへぇー。」
「ひまわりは英語で``sunflower``直訳で``太陽の花``。ほら俺、太陽て名前じゃん??なんか、嬉しくて好き。」
そうなんだ・・・、なんか顔にあわないというか・・・←
「じゃぁ、太陽もひまわりみたいに元気に生きなきゃね。」
「・・・。」
あれ??
自分的にはいいこといったのに
太陽は、急に黙り込んでしまった。