お兄さんと【完】
お兄さんもすぐに施錠を済ませて運転席に乗り込んだ。


「2人の家はどっち方面?」


「下り方面で、うちが小川公園の近くで、きなこの家が桜神社の近くです。」


すぱすぱと家を伝えるこっちゃんの姿がとても男前。


私はお兄さんの車にちょっと緊張してるのに、こっちゃんはいつもとなにも変わらない様子。


「オッケー。近くなったらもっと詳しく教えてもらうね。」


お兄さんの言葉で車はかずちゃんの家を出発した。


ケータイを覗くと、お兄ちゃんからのメール返信はまだ来てない。


早くケータイ見てよねっ!!
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