お兄さんと【完】
そして車が停車したのは大通り沿いにあったコーヒーショップ。


「買い物ってここですか?」


明らかに買い物っていうのは、私を納得させるための口実だったことが判明。


「ちょっとお茶して行こうよ。」


運転席から降りたお兄さんは、傘をさして私の乗る方のドアを開けてくれた。


「コーヒー飲める?」


「あ、はい。」


私が断る隙も与えずにどんどん声をかけたり行動されたりで、私はあたふたとしてしまう。


相合い傘状態で車からお店に入ると、2人でメニューを覗く。


「どれにしよっかなー。」
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