10センチメートル☆ロマンス




「ちが…うの。

 蒼くんと……普通に、話せたの、がっ う、嬉しくてっ」



 子供のように泣きじゃくる私から、蒼くんは目をそらした。




 ……私、何やってんだろ。





 しばらくして、やっと涙と鼻水が止まり、私も落ち着いた。


 蒼くんはベットに腰掛けて、眉間にしわを寄せながら床を見てる。




「はぁ――っ

 ごめんね。もう大丈夫!」



 言った私を見上げて、蒼くんが何か言おうと、口を開いた時。



ブッ

『ご飯よぉ〜〜〜〜!降りてらっしゃ〜いっ』




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