10センチメートル☆ロマンス




 だんだん身動き出来ないのも相まって、イライラしてきた!



「ん…」



 ――蒼くんが、少し身じろいだ。



「ん…っ!……ちょ…っ」



 なんで私の首に顔を埋めるのっ!




 くすぐったい!恥ずかしい!

 くすぐったい!恥ずかしいよぉぉぉ!



 もう自分の思考も判らなくなり、脳内吹き出そうっ!



「……勘弁して下さいよぉぉぉお!」




 半分。いや、今にも泣きそうな声で言ったのに……


 蒼くんには全く伝わってなかった(泣)。



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