【完】想うのはこれから先も君ひとり
愛花に丈瑠さんが居るか聞いた


杏莉ちゃんとお買い物に行くってのは前々から知ってたけど…


なんか、愛花の声が聞きたくなって電話を掛けた


普段、電話ってめんどくさくて自分からなんて掛けねぇのに…


とりあえず、丈瑠さんが居ると分かったら愛花ん家へ向かう


「優雅、来たか」


……えっ?


声がした方を見てみると丈瑠さんが立っていた


「俺が来るって知ってたんすか?」


「瑠夏から聞いた」


瑠夏さん、言ってくれてたんだ


「とりあえず、中入りな」


俺は丈瑠さんと一緒に中に入る


「今日はどうした?」


「丈瑠さん、ドライブ連れてって。」


これを言うと俺に何があったか気付いてくれる


「圭輔は役に立たねぇな」


「だって、親父に言ったって聞いてくれないもん」


だから丈瑠さんが唯一の頼み
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