【完】想うのはこれから先も君ひとり
「じゃあ、俺は帰るから。愛花はどうする?」


「まだ杏莉と居る。彩芽のことも気になるし」


「瑠夏に迎えに行くように言っておくよ。話したいこともいっぱいあるだろうし。」


丈瑠さんは愛花のこと理解してるから言ってるんだ。


「パパ、ありがとう」


丈瑠さんは俺らにニコッと微笑んで出て行った


「あのね、2人に話があるの…」


丈瑠さん居なくなったのを見計らって愛花が話し始めた


「何?」


「実は優雅と付き合うことになったの」


……はっ?


杏莉を見ると驚いた表情をして固まっていた


「びっくりするよね?あたしもびっくりしたの。まさか、告白されるなんて思ってもなかったし」


そう言った愛花の表情は嬉しそうだった


「良かったね!!愛花ちゃんが幸せならあたしも嬉しい」


と杏莉は笑顔を浮かべていた
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