【完】想うのはこれから先も君ひとり
ちゃんと分かってくれてるんだ


「優斗、紙と鉛筆貸して欲しいんだけど…」


「分かった。ちょっと待ってな。」


優斗は机の中からノートと鉛筆を取り出した


「このノートと鉛筆、全然使ってないから使って良いぞ」


「ありがとー!!朝ご飯出来上がったら呼んでくれる?」


「分かった。」


優斗は準備しに行ってしまった


あたしはテーブルの上にノートと鉛筆を広げあることをし始める


久しぶりにしたら楽しい


「…莉!!杏莉!!」


「えっ?」


優斗に呼ばれて我に返る


「相当、熱中してたみたいだな。結構、声かけたんだぞ。」


「そう…。ごめんなさい。集中したらしばらく集中したままだから」


周りの音が聞こえなくなるくらいに…。


「ご飯の準備出来たぞ」


あたしは優斗に見られないように隠しリビングへ向かった
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