【完】想うのはこれから先も君ひとり
「あたし達が片付けておくし、優斗は杏莉の傍に居てあげて。」


瑠夏さんのお言葉に甘え杏莉を抱きベッドへ行く


「ごめんなさい…」


「謝るな。今はゆっくり休んで体調を整えろ」


何をするかは杏莉が体調万全になった時に考える


「ギューッてして?」


久しぶりに感じる杏莉の体温


最後に会った日に比べるとまた痩せてる気がする



しばらくするといつの間にか眠っていた


-----トントン


入って来たのは瑠夏さん


「優斗、片付けておいたから。春代さんには事情話してあるから暫くは杏莉と一緒に居てあげてね?」


「良いんですか?」


「えぇ。優斗が居ないと杏莉が寂しがるだろうから。それに杏莉の心の傷を癒せるのは優斗しか居ないわ」


本当に俺で良いのだろうか?


こんな俺でも不安になる
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