意地悪な上司にイケナイ恋心。
「大丈夫なんですか?」



「……身体は元気だ。唯、咳で飛沫感染するから…外出は出来ないだけだ。北海道…行けなくてすまない。奈央」



「いえ…コレ…お見舞いのフルーツです」



私はベットの脇の小さなテーブルにお見舞いのフルーツを置いた。



「でも…部長のゲンキな顔が見れて良かったです…」



入院したって聞いた時はいてもたってもいられなかった私。



でも入院先の病院は知らなくて…




ずっと部長の容態が気がかりだった。



「本当によかったです・・・」
< 129 / 281 >

この作品をシェア

pagetop