君だけを愛している…




私はシェリーや使用人さん達に綺麗にドレスアップされていた


ルイスもきっちり正装していて、鼻血が出そうな程カッコよかった



「春奈、綺麗だ」


「ルイスも………」


今の私はゆでダコみたいに真っ赤になっているだろう…




「ありがとう…」


ルイスは私の頬にリップ音を鳴らしながら軽くキスをした…


「………~ッ!」



キスされた事で発火してしまうのではないかという位顔が赤くなりルイスを直視できない





「教会で待ってる…」


穏やかな声音で言うと私から離れていってしまう




私は部屋を出ていくルイスの後ろ姿をずっと見ていたら…




「ラブラブですねぇ~」




「はっッ!!!」


完全に二人の世界にいた為シェリー達が見ている事を忘れてしまっていた




「ムフフっ~」


「キャラ崩壊してるよ…」




「ささっ、行きましょ!
あんまり旦那様を待たせてはいけませんよ」



「うん!」







―――――――

それから私は城から離れた所にある教会に案内された




そこは凄く綺麗で、窓からは海が輝いていた


天井はステンドグラスで 出来ていて、色とりどりに教会を照らされている

想像遥かに超える景色に見とれるが前を向くと私が一番愛しい人物が既に待っていて私は駆け寄った






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