恋愛相談は校舎裏で
*第六章*

ほどけた気持ち

「えっと……なんで、いる…んですか?」



ポカーンとしながら発した第一声。


隣にいる宮崎先輩も、私と同じくポカーンとしている。



そして、私が問いかけた相手…夏輝先輩もポカーン、としていて。



「なんでって、それはこっちのセリフやで?雪乃ちゃん」



私の質問に答えたのは、安西先輩だった。



< 315 / 437 >

この作品をシェア

pagetop