スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間
「よし~帰るよ」


車は来た道をゆっくり走りはじめた…


「晴香~今一番何したい?」


「う~ん…昨日から、お風呂に入ってないから、お風呂に入りたい!」


「そうだよな~右手…不自由だよな。可哀想に…俺洗ってやるって言いたいけど、小さい頃と違うから、パパママびっくりするよな。ハハハッ…」


「ふふふっ…」


「気持ち早く落ち着くといいな~俺も、晴香が元気になれるよう、まず願ってるからな。晴香ママに気持ち聞いてもらうんだよ」


「わかった」


家の前に着く前に、憲吾は路地に車を止めた。


「晴香、大丈夫か?俺嫌なこと…言ってないか?」


「うん!大丈夫だよ…きちんと考えてみる。憲吾…傍にいてね…」


「ああ…」


憲吾は、晴香の左手を優しく握りしめ、頬にキスをする…
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