エリート医師の溺愛処方箋
「いてて…。大丈夫?、じゃないよ。
とりあえず……降りて」
「え?あ!ごっ…ごめんね!!」
自分の行動が俺に激痛をもたらしている事にようやく気付いた彼女がヒラリと俺から離れた。
「……どうした?突然…叫ぶからビックリしたよ。
怖い夢でも見たの」
俺が笑いながら彼女にそう言うと、彼女はキッと涙目のまま俺を睨み付けた。
……え。
「千尋の……バカッ!!」
「え」
そう言って俺の身体をポカポカと叩き始める。