断崖のアイ
「No.6666を重点的に観察。経過を詳細にリポートしてくれ」

「解りました」

 隣に隣接している基地に駐屯している兵士のほとんどはこの施設の中身を知らない。重要な施設であるという教えを受けているだけだ。

「……」

 ベルハースは進めていた足を止めて思案した。

 私の計画を実行出来る時が来たのかもしれん……顎をさすり小さく口角を上げる。しかしまだ早計だ、次に渡されるデータで全てが決まる。

 何かに納得して、再び足を進めた。
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