僕とあの子ともう1人


「そうなんだ〜。

祢緒ちゃんなんか言ってた?」


『拓斗先輩・・・。』


僕はこの時もうすでに自分の後ろに包丁を隠している―――。


「ん?」


『僕・・・ずっと・・・

拓斗先輩が祢緒を好きに

なる前から好きなんですよ』


「ははは、冗談だろ?」


拓斗先輩は苦笑いで僕に話す。


『冗談に聞こえますか?

拓斗先輩に生きてて

もらっちゃ・・・困るんですよね』


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