小さな彼女とクールな彼氏

美姫side

「ふぁぁ…。眠かったぁ」

腕をあげ、思い切り背伸びをする。

「明日から冬休みだねぇ」

綾紗と話ながら教室に戻っていた。

「だからぁ~。冬休み終わったら、

あっという間に卒業だよぉ」

「卒業かぁ…。早いね」

自分の荷物を持って昇降口に足を運んだ。

5人で仲良く並びながら校門坂を下る。

家に着き、あたしは早速眠りについた。

寒いから布団が恋しいのよ…。


昼寝から目が覚めたあたしは、

携帯のライトが光っているのが見えた。

携帯を開き、メールを確認した。

相手は、大好きな人。
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