誕生日です、結婚してください!【BL】


「……そういやまだ言ってなかった」

文人はそう呟いて、
改めて、これ以上ないほどの笑顔を作った。




「誕生日、おめでとう」

「ありがとう!」


勢いで腰に抱き着きながらお礼を言う。
文人はそんな俺を、またしても撫でる。


まあ、今はこれ位でいいね。


年齢差以上にあるだろう、
俺と文人のレベル差を考えながら、そんな事を思った。


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