おもいでぽけっと
柚子が立ったのがわかった途端、俺は柚子の手を掴んだ。


柚子となら…


柚子となら誤解されても…



柚子は俺の行動に驚いたのか俺のほうを向いた。


「柚子。ここにいて。」


柚子の目を見て言った。


「え?でも、誤解され「誤解なんてさせとけばいい。」

柚子の言葉をさえぎり俺は言った。


すると、柚子の顔が赤くなっていった。


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