俺と本気と恋心

遥くんの気持ちが詰まったコースターを、七菜に返す


「もう、答えは出てるんでしょ?」


私が聞くと、小さく頷いた七菜


「最初は…絶対ないと思ってた。襲われかけたし…有り得ないって思ってた」

「うん。でも、気付いちゃったんだよね?」


遥くんの気持ちが本気なことに…

そして、そんな遥くんに心を許しちゃってた自分に…


「ん。私…遥くんが…好き」

「うん。その言葉…明日、本人に伝えてあげなよ。たとえ、1位を取れてなかったとしても」

「うん!」


よかったね遥くん
遥くんの気持ちは七菜に届いたよ

これで七菜も遥くんも幸せだね



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