俺と本気と恋心

萌乃に布団を掛けて、扉を開けると…


「あれ?帰ってくるの早くね?」


扉をノックしたのは母さんだった
まだ、夜ってほどの時間じゃないよ?


「あんた…また、女の子連れ込んで!いい加減にしなさいよ?…最近はそんな様子無かったから安心してたのに…そーゆうことは特定の子に」

「母さん、萌乃が起きちゃうから。静かにして」


母さんに口を閉じてもらい
俺は部屋の外に出て扉を閉めた


「…今、あなた"誰"って言ったの?」

「え?萌乃」


素直に答えたのに、再び般若のような顔になる母さん


「あんた!萌乃ちゃんにまで手を出したの?!幼馴染みにまで手を付けるなんて」

「幼馴染みってゆうか、彼女だから手を出したんだけど?」


「か、彼女?」

「うん」


「誰が?」

「萌乃が」


「誰の?」

「俺の」


「「…………」」


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