ブラウン・アイズ
『何か・・・この占い師、嬉しそうじゃない?』


郁ちゃんがあやしむ様な視線を送ってる。




『た…たしかに……』




『人の不幸を喜んでない?』


郁ちゃんが目で訴えてかけてくる。





『た…たしかにね……』








そんな無言の会話に気づかず、さらに続ける占い師さん。




「叶わぬ恋はおやめなさい…。

 身の破滅を招きますわ!!!」


一際甲高い声で熱弁を振るう。






そんなーーー!?


叶わぬ恋!?・・・あたってる!





「あの?それじゃ希望はあるんですか?」


郁ちゃんがかなーり冷たい声で言う。





「あなた次第です…」





フンと鼻を鳴らす郁ちゃん。



「頑張れば希望は見えるってことですよね…?」



まぁ・・・プラス思考で考えればね・・・





「えぇ……」


さも可哀相な子を見るような目で見る。





ちょっと、あなた……


そんな目で見ないでください・・・
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