ブラウン・アイズ
「ごめん」


「まぁ、いいや。・・・で、」




はっ…

はわわわっ…



わ、私たち、キスしたんだっけ!?




いっ…やあぁぁ!忘れてたっ…。


顔が真っ赤になる。






「で……何…っ」


ついつい言い方がつっけんどんになってしまう。





「げ、元気かなと・・・」


深木もつられて顔を赤くした。




「元気…だよ…」







「そうですか!やっぱり健康が一番…ですよね…」



深木は動揺して、ヘンな口調になっている。





「そうですよね…。はい…」




きょくりょく目を逸らしながら言う。






「それでは・・・俺はこれで」


深木は視線をさまよわせながら部屋から出て行った。






「あら、もう帰るの?」


「はい!おじゃましました!」




バタンッ・・・

玄関のドアが開いて、しまった。
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