短編集~The Lovers WITHOUT Love Words~

マリコは、注文したラズベリーメープルラテで手を温めると、しゃべりだす。

全く、かわいいもん注文しやがって。
全然興味ねぇけど。

「あのね、私好きな人いるんだけど」

はいはい、好きな人ね。
てことは、やっぱ俺じゃないんだな。
って、俺も別に好きとかじゃないし。
ここは一つ、余裕ぶちかまして笑みを浮かべて聞いてやろう。

おいちょっとお前!
俺の顔、引きつってねえよな?


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