《続》オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな生活~
「・・・来い…美苑」


祐早斗さんが私の右手を握って来る。


マンションの前に停車させた祐早斗さんのBMの助手席に乗せられた。


「本当に栗原は悪くないのか?」


「うん…私が悪いの…」


私はバックからハンカチを取り出して涙を拭く。



「親父とお前のお袋…俺の3人で話し合った…お前のお袋がお前と俺の仲を認める条件付きで…親父との結婚をOKした・・・」



「!!?」


私の知らない間にそんな具体的なトコまで話は進んでいる…


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