†誰も知らない彼の顔†
…だけど、酔ってる私の意識は徐々に途切れてしまった。
―…気付いたら知らない部屋の白いソファーに
寝かせられていた。部屋の中は薄暗いけどかなり
広い事は一目でわかる。
アレ?…ココハドコ??
驚いて上半身を起こすとくらっとして気分が悪くなった。
…あぁ、そういえば酔っていた。と思い出した。
『あ、気が付いた?お水いる?』
という突然、聞こえた声に振り向くとそこには見た事もない
男の人が立っていて薄暗い部屋の中では顔が良く見えない
けどかなりカッコいいことだけは分かった。
気が付いたら自分でも無意識に頷いていた。
男の人が笑った気配がした。そして、キッチンらしき場所に
入っていくとグラスに水を注いでいる音がした。
しばらくすると男の人が片手にグラスを持って出てきた。
差し出された水を受け取り、のどに流し込んだ。。。
あんなに飲んだはずなのにこんなに喉が渇いていたんだ。
と少し不思議になりながらグラスを覗き込んでいると
『おかわり要る?』
ニコニコ微笑みながらこちらを窺う男の人と目があった。
そういえば今さらだけど彼は誰?ココはどこ?
「ぁの…お水ありがとうございました。えっと、、、貴方は?」