先生とわたし

｢あの、お二人にお願いがあるんですが…。｣


祐ﾁｬﾝ、何を言うんだろう…。


｢｢うん?｣｣


｢もし、俺たちの事が外にﾊﾞﾚた時、上手く誤魔化してくれませんか?｣


｢そりゃもちろん。2人にはちゃんと幸せに過ごして欲しいし｣

｢先生。千華の事、宜しくね♪｣


｢はい。｢ありがとうございます。｣｣



これでちゃんと、お母さんとお姉ちゃんを、味方につけれた。



あとは、お父さんという、最終難関を越えれば…。



｢今日は、ごちそうさまでした。これから、宜しくお願いします。｣


｢こちらこそ、宜しくお願いします。また、いつでも来て下さい。｣


｢ありがとうございます。｣

｢あっ、そうだ。先生。まだ千華に、変な事しちゃﾀﾞﾒだからね!!｣


お姉ちゃん…(汗)


｢もちろん。じゃあ、そろそろ帰ります。お邪魔しました。｣


｢私、送って来る!!｣



祐ﾁｬﾝと一緒に、家を出た。