先生とわたし
「…急でごめんな。」
「ううん…。」
「…可愛いです。」
「ありがと///」
褒められた♪
かなり嬉しい!!
「…どこまで行くの?」
「ちょっと遠くまで。来ないとは思うけど、近くだと生徒と会うとヤバいだろ。」
「うん…。」
クリスマスだから特に、近場の街中はどこで同じ学校の生徒で会うか分からない。
「間もなく着くから待っててな。」
「うん♪」
…………
見たことのない風景が、見えてきた。
どこ何だろう…。
「着いたぞ。」
車を降りるとそこには、小さなレストランがあった。
「…ここってどこなの?」
「Y市の外れ。こんな時にあれなんだけど、会って欲しい人がいるんだ。」
「いいけど…。」
会って欲しい人って、誰だろう…。
てか、二人きりではないんだ…。
「会うのは最後の方だから。」
「うん…。」
「ほら、入ろ。」
祐チャンに手を繋がれて、中に入った。