先生とわたし
「まぁ(*゜Q゜*)凄い変わり様ね。」
「祐輔クンも絶対に驚くだろうな。」
リビングに行くと、お父さんが会社から帰って来てた。
「何か自分じゃないみたい…。」
「そんなこと言ってないで。そろそろ迎え来るんじゃないの?」
「うん…。」
約束の時間になるのは、とても早い。
あー。緊張してきた。
………
ピンポン…。
「中に連れて来てあげるから、待ってなさい。」
って言って、お母さんが出迎えに行ってくれた。
「「こんにちは。」」
祐チャンとあっくんが一緒に入ってきた。
「ほら、まず座ってゆっくりしていきなさい。」
そう言われた二人は、やっと座った。
「…夜は帰って来るのか?」
お父さん…。
「私はあっくんの家に泊まる。」
「私は祐チャンのところ。」
泊まるっていうかもはや、祐チャンの家に冬休みに入ってすぐから、住み着いてる…。
「そうか…。…色々と気を付けろよ。」
「「はい。」」
「俺たちそろそろ行きます。」
「俺たちも。」
「頼むな。」
「「はい。失礼します。」」
リビングに入ってから、全く祐チャンは私の方を見てくれなかった。
「祐チャン。」
「はい?」
お姉ちゃんは祐チャンに、耳打ちで何かを伝えた。
「じゃ、千華。ファイトp(^-^)q!!」
「う、うん♪じゃあね( ´∀`)/~~」
玄関先で、お姉ちゃんたちと別れた。