先生とわたし
「このままだと、部員にバレると悪いから、今日はもう終わりにしよう。」
「そ、そうだな。お前ら、仲深まったか?」
琴音と智クンが部員たちの方へ行った。
「「はい!!」」
「んじゃ、今日はこの辺でお開きとする。会費払った奴から帰っていいからな。」
「「お疲れ様でした。」」
「お疲れ様。気を付けて帰れよ。」
「どう、千華落ち着いた?」
「うん。」
「祐輔、大丈夫か?」
「あぁ。…飲み過ぎたかも。」
祐チャンは、テーブルに突っ伏してた。
あれだけ飲んで、尚更あんな話をさせられたら、酔いが強くなっても仕方ない。
「あ、あの…。」
「「うん?」」
陽菜チャンと夏美チャンだった。
「確か、古河先生って本線でしたよね?私たちも同じ方向なので、近くの駅まで送りますけど…。」
ぶっちゃけいうと、助かる。
でも、酔った祐チャンは、私に甘えてくることはもう分かってる。
そんな所を見られたら、絶対にバレてしまう。
「祐輔、その方がよくないか?」
「…あぁ。悪いけど頼む。先に外で待ってて。」
「「はい。」」
「千華チャン、いいか。ここでもし断ったら変に勘ぐられてしまうかもしれない。だから、駅まではあの2人に任せよう。あの2人は先の駅が最寄りだから、駅から先は千華チャンが送って行けばいい。」
「はい。祐チャン、行くよ。」
「うん。」
あれ、足元はしっかりしてる。
これなら、支えられる心配はない。