先生とわたし
「んじゃ、行くか。」
祐チャンは2人に任せて、私は琴音と智クンと後ろから着いて行った。
「…マネージャーだから、言ってくれたんだよね?」
矢島先生との事があったから、後ろ姿を見てると、不安になって来る。
「絶対そうだって。ほら、マネージャーだからやらなきゃいけないのかも。って思ったのかもしれないし。」
「じゃないとしたら、いくら酔ってても祐輔だって分かるだろうし。」
「それに、千華じゃないとダメ。って言ってたでしょ。」
「うん…。」
とは言われても、やっぱり不安。
「もし、何かあったらメールして。んじゃ!」
「うん。ありがと♪」
琴音と智クンと改札で別れた。
祐チャンの隣って訳にはいかないから、少し離れて座った。
楽しそうに話す姿を見ると、何だか私と琴音を見てるような錯覚を感じた。
陽菜チャンが私で、夏美チャンが琴音。陽菜チャンが祐チャンを好きで、夏美チャンがそれを手助けする。みたいな感じ。
実際にも、私と琴音はそうだったし…。
でも、そんなこと考えないようにしないと。
「2人ともありがとう。ここからは私が送って行くから、大丈夫だよ。」
「あ、「はい。お疲れ様でした。」」
何とか、祐チャンを駅で降ろすことができた。