全てを捨てて





それで私は思った。




“いつか絶対お母さんを超えてやる”






だから私は


やりたくもない勉強を毎日やって


なりたくもない優等生という名を保ち続けている。






もちろんの事、


私には友達なんて1人もいない。




友達なんか作ってもどうせすぐ


“友達”


なんて言葉は消えてしまう。







私はこんな風に

今まで15年間をすごしてきた。




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