LOVELOVE兄妹~永遠~①

☆ シンイチside

俺は、
試合のメンバーに抜擢された。




抜擢は嬉しかったし、頑張った甲斐があった。






試合の前の日の夜・・・。


5人でテレビを見ていた。




プルルル


大音量で鳴った電話。




「は~い。ちょっと待ってね・・・・・・
 シンイチ!サワちゃんよ」




サワちゃん!?


俺は出たくなかったんだ。


なぜなら、
大好きな子の前で出たくないから。


いや、俺の片想いだけど・・・
好きだから。





< 167 / 550 >

この作品をシェア

pagetop