LOVELOVE兄妹~永遠~①
「どうして、こうなったの?!」


「「・・・・・」」


「タクミ!!」


「僕とシンイチで上のベッドを争っていて」


「それで???」


「「・・・・・・」」


「黙らないで!ミライ!」


「ミライ見てない。一瞬だから
 近くにいたタクミが分かる」


「タクミ?!」


「押していたらシンイチが
 床におちたんだよ・・・。」




気がついたときにはシンイチが落ちていて
泣いていた。


僕はおもちゃで遊んでいたんだ。




もっと気をつけて見ておくべきだった。
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